- 意外と気づきにくい歯周病の症状
- 歯周病はサイレント・ディジーズと言われています。はっきりとした自覚症状がないままゆっくりと進行し、 気が付いたときは手遅れになり、歯を失うことになります。程度の差はあれ、日本人40代以降の6〜7割が罹患しているといわれています。
- 上下奥歯が歯周病になっています
- 上下奥歯が歯周病になっていますが、
写真からは、どの歯が重症か分かりません。
エックス写真(歯周病で下がった歯槽骨)
歯を支える骨(歯槽骨)が点線の位置まで下がってしまい、歯は動きが激しいです。
このままでは、上2本、下1本の歯は早晩抜けてしまいます。
健康な歯槽骨

再生医療が進んでいますが、歯槽骨だけを再生することは,当分無理な状態です。今ある自分の骨のレベルを下げないようにすることが大切です。これが歯周病の治療であり、予防です。
歯石はバイ菌の塊

歯周病の原因は歯石です。歯と歯肉の間の溝についてきます。
歯石は嫌気性菌という歯周病菌の塊です。
唾液中のバイ菌の顕微鏡写真
- 主な歯周病菌
- ・Porphyromonas gingivalis
- ・Aggregatibacter actinomycetemcomitans
- ・Tannerella forsythensis
- ・Treponema denticola
- ・Prevotella intermedia
- ・Fusobacterium nucleatum
- ・Campylobacter rectus
- ・Eikenella corrodens
歯これらのうち、右表にあるように古屋歯科医院では、2、3の主な歯周病菌を調べて
歯周病の治療に大きな効果を上げています。
- 治療前:歯周病菌が多い
- 治療前:歯周病菌が減少
