検査や定期検診が大切な「わけ」
- 古
- 屋歯科医院ではムシ歯や歯石だけに関心があるわけではありません。お口の中には歯だけではなく、舌、頬、唇粘膜、唾液線、筋肉などの「軟組織」とよばれる組織があり、これらにいろいろな病気がでてきます。そこで、古屋歯科医院では軟組織を含めた口腔検査(歯のドック)を治療に先立ち薦めています。また、定期検診を歯のクリーニングと一緒に受けるように薦めるのはこのような理由です。つぎに示すいろいろな病気は検査や定期検診で見つかったものです。
下の@とAの症例は「がん」でしょうか?
これらの症例は古屋歯科医院でみつかり東京医科歯科大学口腔外科にて治療しました。@、Aともに「がん」ではなく@は褥瘡性潰瘍といい、尖った歯や金属の角で傷ついたものです。Aは良性の線維腫でした。
古屋歯科医院でみられた粘膜の病気(良性のもの)
- 舌の片側にできた扁平苔癬
- 口腔扁平苔癬は女性によく見られる粘膜の病気です。原因ははっきりしません。治療法も確立していません。ステロイド剤の塗布や消毒剤でのうがいなどです。
口腔扁平苔癬は口の中では、舌や頬にできやすい。
- 上の症例は地図状舌です。白色や赤色の円形や半円形の斑ができて地図のようになります。原因不明で多くは自然治癒します。しみる場合はステロイド軟こうを使用しますが、症状がな ければ治療の必要はありません。
その他の症例
- 血腫(良性)
- 唾液腺に石