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誤嚥性肺炎を予防しましょう。
誤嚥性肺炎が増加しています
- 厚生労働省2011年発表の日本人の四大死因は次のようになっています。
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- 1位悪性新生物
- 2位心疾患
- 3位肺炎
- 4位脳血管疾患
- このなかで肺炎が近年とくに増加しています。 肺炎は明治から昭和初期まで日本人死因の1位(乳幼児が死亡率が高かった)でした。結核の時代を経て、1960年代になり抗生物質の開発のおかげで低下していきました。ところが、近年増加に転じています。これは、高齢者の増加により、誤嚥性肺炎が増加していることが大きな原因です。


- 日本歯科大学口腔介護リハビリセンター長:菊谷 武先生によると、高齢者や介護を受けている方は
以下のような点に注意が必要だということです。
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- ☆毎食後と就寝前に歯磨き
- ☆洗口剤を過信しない
- ☆入れ歯は外してブラシで汚れ落とす
- ☆舌や頬、歯茎の粘膜には専用のブラシを使う
誤嚥性肺炎を知っていますか?

- 誤嚥性肺炎は細菌を含んだ唾液や食物が間違って、食道から胃に入らずに気管から肺へ入ると起こる肺炎です。
通常は嚥下反射や咳反射により、唾液や食物が入らないようにしています。 ところが、高齢者になるとこれらの反射機能がが落ちて、誤って唾液や食物が気管へ入り肺炎を起こしてしまいます。食事の時、むせこんだり、食べ物が喉につかえたりしなくても、就寝中に唾液を気管支や肺に誤嚥していることが徐々に多くなります。

- このような口の状態ですと誤嚥性肺炎に
かかりやすくなります。
- このように知らずに誤嚥している状態を「不顕性誤嚥」といい、 肺炎が繰り返し起きることになります。口の中のバイ菌が多くなると少しの唾液を誤嚥しても
肺炎が起きることになります。 ムシ歯や歯周病を放置していると唾液中のバイ菌が増し肺炎にかかる確率が高くなります。寝たきりになる前に、ムシ歯、歯周病を治療しておきましょう!
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