「抗菌性」をもった接着性材料(メガボンド)
- 大阪大学大学院 統合機能口腔科学教授
今里聡先生らの研究開発による「抗菌性」をもった接着性材料
(メガボンド) - ムシ歯を処置する際は、歯質の硬さ、色、検知液やレーザー診断器などを手掛かりに歯にある細菌を削り取っていきます。細菌は目に見えないため、取残しが出ている可能性があります。この場合、詰める材料が抗菌性を保有していると残った細菌を死滅させることができ、ムシ歯の再発を抑えることができます。左写真の抗菌性保有の接着剤はムシ歯に樹脂を充填する際に使います。
古屋歯科医院での治療例
一筋の黒い線(→)が取れないが、歯の神経に、きわめて近くまで削っている。歯の神経を取りたくない。ムシ歯治療時には、このようなケースはよくあります。
このような場合の解決策の一つの方法として、メガボンド抗菌タイプを直接歯に作用させます。樹脂充填の接着剤として使う方法です。写真は樹脂充填の状態ムシ歯・歯周病は予防できます!ご自分の歯を大切に!
ムシ歯・歯周病は予防できます!ご自分の歯を大切に!